ダウントン・アビーのアンナが出ているということで前々から気になっていた作品『おみおくりの作法』
主人公は慎ましやかな生活を送るジョン・メイ。
孤独死した人を敬意を持っておみおくりするという仕事に誇りを持っていますが、それは到底周りからは理解されないこと。それでも誠実に自分の信念を貫き通す彼からは優しさが滲み溢れていました。そんな彼のひたむきな努力と誠実さが報われるラストは切なさと温かさに包まれ、静かな余韻が残ります。でもなんだか寂しいなー
劇的な何かが起こるわけでもなく静かな映画なのですが、ジョン・メイおじさんの醸し出す繊細な空気感やちょいちょい織り込まれるユーモアにセンスを感じる映画でした。