オードリー・ヘップバーン
『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『麗しのサブリナ』『マイ・フェア・レディ』『パリの恋人』
時を超えて今なお愛され続けるオードリーヘップバーン。そんなオードリーの魅力に迫ります。
1929年5月4日生まれのオードリーヘップバーン。もともとバレリーナとして活躍するのが夢だったのですが身長が高すぎるためにバレエの道は断念。
その後は女優として舞台などのオーディションを受けるようになりますが、コンプレックスだらけのオードリーには自信が持てませんでした。その頃の人気だったのはマリリン・モンローのようなセクシーでグラマーな美女。
しかしそんな時代に突如現れた妖精のように可憐で可愛らしい女の子オードリー・ヘップバーンに映画監督のウィリアム・ワイラーは目をつけたのでした。
そうして出来たのが、誰もが知る映画「ローマの休日」だったのです。
そうして一躍スターとなり、今までにいなかったタイプの女の子に世界中が夢中になったのです・・・。
映画スターとしてだけでなく、ファッションアイコンとしてもいまだ根強い人気を誇るオードリー・ヘップバーン。
しかし彼女の魅力はそれだけではありません。
美しく磨かれた内面。
これがオードリーの最大の魅力のように感じます。
魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること。
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。
晩年は、ユニセフの特別親善大使として貧しい国の子供たちに手を差し伸べていました。自身も戦争を経験し、食料や医療などの援助を受けていた過去を持つことから、子供たちと自分を重ねて使命感を持って慈善活動に取り組んでいたそうです。
人の美点を見つめ、自分自身のすべきことをしっかりと理解し、実行し、そして人生を楽しむ。いまだに人々を魅了してやまない秘密はオードリー・ヘップバーンの美しい生き方に隠されているのかもしれないですね。