『バッファロー’66』
高校生の頃かな?
この映画良いよと勧められてみたもののイマイチ面白さがわからなかった映画『バッファロー’66』
その後大人になってから見返してみたらとてつもなく好みな映画だった。
主人公のビリーは無実の罪で5年間刑務所に。神経質で口も悪いし短気だしおまけに大嘘つき。本当にどうしようもないんだけど、どこか愛を知らない不器用な子供のよう。
そんなビリーを母性のような愛で包み込むのがクリスティーナ・リッチ演じるレイラ。
このクリスティーナ・リッチがむちむちでマシュマロみたいで可愛くて可愛くて...♡
二人の出会いはビリーが出所した日のこと。トイレに行きたくてたまらないのにトイレにたどり着けないビリー。ようやくトイレのありそうなダンス教室を見つけだすんだけど、そこで突然生徒の女の子を拉致!!
とはいえ逃げられそうなタイミングが度々訪れるにも関わらず逃げ出さないレイラ。
不器用で冴えないけど、彼の中にある繊細さと誠実さを見抜いていたのかな。
レイラの母性のような愛に少しずつ心を開いていくビリーがだんだんと愛おしく思えてきてしまうのもこの映画の魅力の一つ。
終盤に向けてもしやこの映画は後味悪い系なのではないかとハラハラしたものの、ラストは意外とハッピーエンド。
一風変わってはいるものの繊細で純粋なラブストーリーでした。
レイラがボーリング場で突然踊りだすシーンがお気に入り◡̈