『ブルーバレンタイン』
つらいなぁ〜
どっちが悪いとかそういう話じゃないんだろうけど、ディーンがちょっとでもお酒を控える努力をしてくれたら...とか、シンディがもっとディーンの愛情に応える努力をしてくれたら...とか、見終わってからいろいろ考えちゃう。
ここまで修復できなくなってしまうものなのか〜。
崩壊へ向かう2人のシーンと出会った頃のキラキラでまぶしい2人のシーンが交互に映し出されるからもう悲しくて悲しくて...
シンディは真面目で賢く清純そう見えるけど実は少し違う。お互い冷えきった関係で惰性で生きている両親の間で育っているからあんまり愛を知らない。一方ディーンはダメ男かもしれないけど、実の子ではないフランキーに深い愛情を注いでいたり、崩壊寸前のシンディとももう一度やり直そうとしていたり、完全に愛のないシンディに対してディーンにはまだ愛が残っているからとにかく見ているこっちはやりきれない気持ちでいっぱいになる。
シンディ、あんなに自分の子じゃない娘を愛してくれる人は他にいないよ!ディーンにチャンスを!!と思ってしまうけど実際愛だけではうまくいかないのもこれまた事実。
日々のちょっとしたすれ違いが重なって取り返しのつかないところまで来てしまったらもうおしまい。
お互いにいつでも相手を尊重しあい感謝し、歩み寄ろうとする努力を怠らず、会話を大切にできる夫婦関係を築いていきたいなーと思うのでした。
それにしてもライアン・ゴズリングかっこいいな〜。
ミシェル・ウィリアムズもそうだけど、この2人のビジュアルの変化もすごかった!!