J'aime le cinema

映画やファッションのあれこれ...♡

アンナ・カリーナのパリジェンヌスタイルに憧れて

 

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ジャン=リュック・ゴダールのミューズ、アンナ・カリーナ

 

絶世の美女ってわけではないんだけど自然体で飾らないところだったり無邪気で子どもみたいな遊び心を持っていたりとすごく魅力たっぷりでキュートな女優さん

 

『女は女である』を見て一気に彼女の虜に♡

 

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猫みたいに気まぐれでちょっぴり小悪魔的な雰囲気を身にまとい、無造作なヘアスタイルとフェミニンなファッションで完成させるアンナ・カリーナスタイルはとにかくお洒落でポップで可愛くて見ていてわくわくしちゃう!

 

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赤が本当によく似合う!!♡

 

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 水兵さんの服で歌うアンナ・カリーナ

 

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わがままでちょっぴり挑発的な役だけれどもチャーミングで可憐なその姿に一目惚れをしてしまったのでした。

 

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そんなアンナ・カリーナに魅了されて次に見たのが『気狂いピエロ

 

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 シックなんだけど、フェミニンでまさに大人ガーリー。今見ても全く古さを感じさせないお洒落さ!キュートすぎて永遠に見ていられる♡

 

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ヌーヴェル・ヴァーグ時代のフランス映画に花を添えたアンナ・カリーナだけれど、出身はデンマーク。そしてそんな彼女を見出したのがココ・シャネル。

アンナ・カリーナという名前はシャネルがつけた名前なんだとか!お洒落!!笑

 

 

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アンナ・カリーナのトレンチコートスタイル。

女優帽でエレガントさを出しながら、ミニ丈のトレンチコートとリボンのついたパンプスでガーリーさもプラス。

 

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こちらはシンプルに着こなしマニッシュな雰囲気に...

 

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このばっちりアイメイクもアンナ・カリーナの魅力のひとつ♡

 

 

 

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シンプルなワンピースは襟元に遊び心をプラス♪

 

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イノセントな雰囲気漂うレースのワンピースはコケティッシュに着こなして...

 

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アンナ・カリーナの雰囲気に近づきたくって赤いカーディガンとか着て目元もばっちりメイクしてみたりするんだけどどうもしっくりこない...

 

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この愛らしさは一体どこからやってくるのだろう...

 

『世界一キライなあなたに』ルーのファッション

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人間の生き方という重いテーマを扱った作品だったけれど、どこか温かく優しい気持ちになれる映画だった。

 

主人公ルーのころころと変わる表情の豊かさや明るさ、純粋さは見ているだけで元気がもらえる。

 

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そんなルーを演じるエミリア・クラーク

どこで買ってきたのか聞きたくなってしまうくらい謎で奇抜な服や靴の数々をとってもキュートに着こなしている!!

 

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もう柄に柄とか当たり前!!

 

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一歩間違えればダサいって言われちゃいそうなスタイルを絶妙なバランスと個性で可愛らしくコーディネート。

 

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カラフルな色合いって周りの人も幸せで明るい気持ちにさせてくれる。自分らしくいることを大切にしていながら、周りの人も幸せにするルーはとっても素敵で魅力的な女性。

 

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 私も遊び心を忘れない女性でありたいな!۬৺۬ 

 

 

『はじまりへの旅』

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森でサバイバルな生活を送るへんてこ家族。死んでしまった大好きなお母さんの最後の願いを叶えるためにおんぼろバスのスティーブに乗って都会へ旅に出た...

 

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予告を見た時にカラフルな服を身にまとったワイルド系へんてこヒッピー家族のどたばたコメディなのかと思っていざ見てみたら、けっこうシリアスな感じでずっしりと深く考えさせられる映画で驚いた。

 

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6ヶ国語を喋り、愛読書は古典文学や哲学書、自給自足の暮らしでサバイバルナイフを自在に操り、アスリート並みの体力を持つ子どもたち。

学校へは通わせず全て森の中で自らが先生となり学ばせるというかなり独特で偏った教育方針を持つパパだけれども、子どもたちはみんなずば抜けた身体能力や知識と教養を持ち、何事も自分の頭で考えて自分の言葉で話すことができる。

 

とはいえ子どもたちは家族というコミュニティしか知らないから、街へ行けば知らないことだらけ。アメリカ権利章典を暗記してその意義を自分の言葉で喋ることができたって、外の世界では無知な変人扱いされてしまう。

 

街へ出てからは子どもたちに無知による恐ろしさが襲いかかり、パパの強い信念をも揺らがせてしまった。

 

普通ってなんだろう。

 

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でも現実を突きつけられた時、自分の間違いを素直に認めて異なる価値観を受け入れられる柔軟さを持っていたパパはとても潔くてかっこよかった。

これからもきっと大丈夫。

 

愛に溢れて温かく、前向きな気持ちになれる映画だった。

 

 

 

 

『プチ・ニコラ』

 

 

すっかり見たつもりでいたのですが実は全く見ていなかったこちら

 

『プチ・ニコラ』

 

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フランスで愛され続ける国民的なキャラクターだそう。日本でいうちびまる子ちゃん的な感じ??

舞台は60年代のフランスということで、レトロなファッションやインテリアがこれまた素敵。

 

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とにかくプチニコラを演じたマキシム・ゴダール君が可愛くて可愛くて!!♡

そんなニコラを取り巻く愉快な仲間たちもまたたまらなく可愛い。

 

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いつも食べてばかりの食いしん坊や、おとぼけ担当の子、先生にすぐ告げ口しちゃうガリ勉君、お金持ちだけどちょっと変わった趣味を持つ子、警察官をパパに持つひょうきんな子、、、

分かりやすいキャラクター設定は見ていて楽しい!健康診断のシーンはみんなの個性が存分に活かされてて本当におかしくってお腹の底から笑ってしまったほど♡

 

またおかしかったといえばニコラのクラスに大臣が訪問するシーン。大臣はクラスで1番のおバカさんのクロテールに質問を投げかけてしまう。ものすごく簡単な質問だけれど先生や生徒たちはヒヤヒヤ...

クロテールは一生懸命考えて考えて考えて...答えた!クロテールの誇らしげな表情と周りの歓声をあげて喜ぶ姿にこちらもケラケラ笑ってしまった♡

 

想像力が豊かすぎてとんでもないことをやらかしてしまうニコラたちだけど、その純粋さになんともほっこり温かい気持ちになる。

お茶目な感じで笑わせてくれるパパやママなんかも登場したりと個性豊かなキャラクターたちに魅了されっぱなしの愛すべき素敵な映画でした。

 

絵本が原作ということも納得の絵本らしいカラフルな色彩や、飛び出す絵本風のオープニングなど終始ワクワクが止まらない!

いつか子供が産まれたら絵本買って読み聞かせよう♡

 

 

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『ブルーバレンタイン』

 

 

つらいなぁ〜

どっちが悪いとかそういう話じゃないんだろうけど、ディーンがちょっとでもお酒を控える努力をしてくれたら...とか、シンディがもっとディーンの愛情に応える努力をしてくれたら...とか、見終わってからいろいろ考えちゃう。

ここまで修復できなくなってしまうものなのか〜。

 

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崩壊へ向かう2人のシーンと出会った頃のキラキラでまぶしい2人のシーンが交互に映し出されるからもう悲しくて悲しくて...

 

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シンディは真面目で賢く清純そう見えるけど実は少し違う。お互い冷えきった関係で惰性で生きている両親の間で育っているからあんまり愛を知らない。一方ディーンはダメ男かもしれないけど、実の子ではないフランキーに深い愛情を注いでいたり、崩壊寸前のシンディとももう一度やり直そうとしていたり、完全に愛のないシンディに対してディーンにはまだ愛が残っているからとにかく見ているこっちはやりきれない気持ちでいっぱいになる。

 

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シンディ、あんなに自分の子じゃない娘を愛してくれる人は他にいないよ!ディーンにチャンスを!!と思ってしまうけど実際愛だけではうまくいかないのもこれまた事実。

日々のちょっとしたすれ違いが重なって取り返しのつかないところまで来てしまったらもうおしまい。

お互いにいつでも相手を尊重しあい感謝し、歩み寄ろうとする努力を怠らず、会話を大切にできる夫婦関係を築いていきたいなーと思うのでした。

 

それにしてもライアン・ゴズリングかっこいいな〜。

ミシェル・ウィリアムズもそうだけど、この2人のビジュアルの変化もすごかった!!

 

 

『バッファロー’66』

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高校生の頃かな?

この映画良いよと勧められてみたもののイマイチ面白さがわからなかった映画『バッファロー’66

その後大人になってから見返してみたらとてつもなく好みな映画だった。

 

主人公のビリーは無実の罪で5年間刑務所に。神経質で口も悪いし短気だしおまけに大嘘つき。本当にどうしようもないんだけど、どこか愛を知らない不器用な子供のよう。

 

そんなビリーを母性のような愛で包み込むのがクリスティーナ・リッチ演じるレイラ。

このクリスティーナ・リッチがむちむちでマシュマロみたいで可愛くて可愛くて...♡

 

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二人の出会いはビリーが出所した日のこと。トイレに行きたくてたまらないのにトイレにたどり着けないビリー。ようやくトイレのありそうなダンス教室を見つけだすんだけど、そこで突然生徒の女の子を拉致!!

とはいえ逃げられそうなタイミングが度々訪れるにも関わらず逃げ出さないレイラ。

不器用で冴えないけど、彼の中にある繊細さと誠実さを見抜いていたのかな。

 

レイラの母性のような愛に少しずつ心を開いていくビリーがだんだんと愛おしく思えてきてしまうのもこの映画の魅力の一つ。

 

終盤に向けてもしやこの映画は後味悪い系なのではないかとハラハラしたものの、ラストは意外とハッピーエンド。

 

一風変わってはいるものの繊細で純粋なラブストーリーでした。

 

レイラがボーリング場で突然踊りだすシーンがお気に入り◡̈ 

 

 

 

『カラー・オブ・ハート』

アマゾンプライムに加入してから休みの日は映画に海外ドラマにどっぷり。見ても見ても見たいものが次から次へと出てきてきりがなくって、

このままではダメだ!外へ出て人と会わなければ!!と思いつつも幸せだからまぁいっかと自分に甘々な休日を過ごす。

 

とはいえやっぱり映画も海外ドラマも良作なんかに出会えた時には色々と考えさせられたり教訓を学べたり自分の人生になんらかの影響を与えてくれて、豊かなものにしてくれる。今回改めてそんなふうに思わせてくれる映画にまた出会っちゃったから、あーやっぱりしばらくこの生活からは抜け出せないな!♡なんて開き直ってしまった。

 

さてさて今回見た映画がこちら

『カラー・オブ・ハート』

 

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オタクの高校生デイビッドとその双子の妹ジェニファーはとあることがきっかけで、デイビッドが大好きな50sのホームドラマ『プレザントヴィル』の世界にはいりこんでしまう。

 

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そこは清く正しく品行方正な人々が暮らす50年代の古き良きアメリカらしい白黒の世界。

しかし現代の世界で今どきな暮らしを送っていたジェニファーの自由奔放な行動で、プレザントヴィルの世界観を見事にかき乱してしまう。

プレザントヴィルのストーリーを守ろうと必死になるデイビッドだったが、あまりにも閉鎖的で潔癖すぎることにだんだんと違和感を覚えていき...

 

デイビッドとジェニファーの影響で白黒の世界が次第に色付いていくのが印象的で美しい。

 

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幸せのかたちは人それぞれ。固定観念を捨てて異なる価値観を受け入れたときに新しい世界が広がる。

ファンタジーといえどもなかなか社会派な作品でした!

 

さてさて双子を演じるのは、スパイダーマントビー・マグワイアとキューティ・ブロンドのリース・ウィザースプーン

当たり前だけど2人とも若い〜◡̈ 

50年代のファッションなんかも楽しめてレトロな世界観が好きな人にはたまらない!

いろんな人にオススメしたいって思える素敵な映画に出会えました♪